栗のお菓子といえば
鹿の子、モンブラン、栗ようかん...
いろいろあって迷うけど
一番好きなのは、パンかなあ。
それも甘いパイやデニッシュでなくて
皮のばりっとした ちょっと酸味のあるカンパーニュ
中に栗がちりばめられて...
それもマロングラッセのように甘ーいものではなくて
ほんのり甘い、ほとんどお砂糖いれてないんじゃないかっていうくらいのがいい。
あるお店の、毎年楽しみにしていたけど、
私の好みにちょうどぴったりというそのパンが
もう売られなくなってしまったらしい。
他にも栗のパンてあるけれど、栗が甘かったり、
パンがハードでなかったり...なかなか好みのものがないので
もう作るしかないなと思って
今年は栗のパンに挑戦しました。
地元産の無農薬栽培の栗をゆでて、皮をむいて
煮汁をアガペシロップでだんだん甘くしていく。
でもほんとうにほんのりの甘さなのだけど...
パンの生地に使う酵母は、和栗なので麹の酵母にしました。
自然栽培米に蔵付き野生麹菌をつけて育てた玄米麹を
非加熱で冷蔵発酵させたもの。
生地には栗の煮汁も少し加えて...
いつもエラーをおこすオーブンだけど、
今日はめずらしく機嫌もそこねずに焼き上げてくれた!万歳!
そして焼き上がったのがこちら...
栗のリュスティック
焼きたては、ちょっと米麹だけにお酒の風味が強かったかなと思ったけど、
翌日ざっくり割って、トーストしたらとってもよい風味でした!
私はカリッと焼いて、植物性発酵豆乳マーガリンをのっけて食べるのが好きです。
次はもう少し酸味の少ない段階の麹酵母で焼いてみよう。
栗ももう少し固めに煮た方がいいな、なんて思います。
毎回試作の繰り返しです。
参考材料
強力粉 150 g
薄力粉 100 g
全粒薄力粉 50 g
天然塩 3 g
麹酵母 150 g
栗の煮汁(アガペシロップ入り) 50 g
甘く煮た栗(かけらになったもの)100 g
すべてオーガニックなものを使用
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