9月24日 新月の日に、あおぞらさんの素敵なサロンで
クリスタルボールの演奏会があり
お食事を担当させていただきました。
クリスタルボールとは、その名のとおり水晶でできたボウル形の楽器。
それに太い棒のようなものを当てて音を響かせ、7つのチャクラに働きかけます。
奏者の池田あゆみさんと主催者の高口優子さんお二人が、
空間の両端から、また途中参加者お一人お一人の体の上から演奏し、
とほうもない壮大な響き奏でました。
その響きは まるで太古の記憶を呼び覚ますような、荘厳な寺院に響く鐘の音のような、
人を瞑想状態に導くような、からだの奥をじぃんとゆさぶるような...
とにかくいままで聞いたこともないようなもので、
初めて聴く私も、お食事の準備をしながら不思議な感覚をあじわいました。
参加者の皆さんは、横になったりしてリラックスし、
体全体でその響きを堪能された様子。
後で感想を伺うと、様々な色を感じたり、イメージがわき起こったり、
言葉がでてきたりと、これまた様々だったようです。
(お二人の方の興味深い体験はこちら→mariさん, makiさん)
私もいつか参加者としてこの癒しの響きを体験してみたいと思いました。
お料理は、新月と沖縄の料理を意識して構成しました。
沖縄や石垣には、クリスタルボールがうまれたレムリア文明のエッセンスが色濃く残っているそうです。
また芋名月、豆名月と言われるお月見のこの季節、意識してお豆や芋を使ったお料理にしました。
参加者のみなさんには床に座って お膳で召し上がっていただきました。
主催者の優子さんも古いものがお好きで、素敵な漆のお膳をたくさんお持ちです。
お膳の前に座ると、少しかしこまったような、あらたまったすがすがしい気持ちと
床に座ることで くつろいだ雰囲気が同時に味わえるような気がします。お料理の内容は...(少々長くなりますが)
最初の写真のルナプレート(勝手に命名)では月の満ち欠けを表現しました。
長芋の梅酢漬けと昆布を使い、不器用ながら月の形にカットしました。
食前酒がわりの麹サワー。
マルカワ味噌の自然栽培玄米の蔵付き野生麹を、
非加熱で2週間低温発酵させた微炭酸の甘酒のような飲物です。
右上のお吸い物は、黒ごまの白玉まんじゅうで新月を表しました。
漆黒の夜空、見えないけれどもお月さまはいつもそこにいます。
たなびく黒い雲は沖縄のもずくです。
白玉でデーツ、白みそ、ピーナツバターベースのくるみ味噌を包みました。
左上の煮物椀は冬瓜を板麩でくるみ、とろとろになるまで炊いたもの。
沖縄のラフテーを野菜でアレンジしたものです。くずあんをかけて。
プレートは高野豆腐のミニステーキ、人参ソース。
ソースはにんにくとシークワーサーでパンチが効いています。
枝豆のテリーヌ、緑・黄ズッキーニの麹酵母漬けと
枝豆の緑が透けるほど薄い大根の浅漬けを重ねて。
蓮根と里芋のアマランサスかりかり焼き。
冬瓜と人参、キュウリ、えのきの生春巻き、
玄米シロップ使用の自家製スイートチリソース。
他に前日に精米した熊本のバイオダイナミック農法米の胚芽米と
自家製発芽玄米、発芽黒米、黒炒り豆の炊き込みごはん。
デザートもお豆で、ピーナッツ豆乳プリン、いちじくのマリネ添え。
沖縄のじーまみー豆腐をアレンジし葛を多めに
ぷるんとしてこくのあるプリンに、こっくりしたいちじくを合わせました。
はじめてのケータリング。
優子さんや沖縄料理に詳しい方のアドバイスもいただき、
いろいろなアイデアを盛り込んでつくってみましたが、いかがでしたでしょうか。
後から聞くと、参加者の中にはヒーラーをされている方やお料理のプロもいらしたそうで
まだまだ未熟者の私でよかったのだろうかと後になって狼狽したのですが、
また、実際他のお宅での調理は初めてで、いろいろご迷惑をかけたのですが(!)
みなさん寛大に接してくださり、お食事を楽しんでくださったようで、
暖かい感想もいただき、嬉しかったです。
奏者の池田あゆみさんも、とっても素敵な雰囲気をお持ちの方で、
お話しを伺っているとうっとりしてしまいました。
そんな素敵な出会いにも感動しました。
素晴らしい機会をあたえていただき感謝感謝の一日でした。
ありがとうございました。
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